原稿作成について 共通の注意点
作成の前に
最近はアナログ原稿を作成した事がなく、最初からデータ原稿という方も増えてきました。
でも、紙の原稿の知識を知っておく事はデータ作成のためにもなりますのでご一読!

原稿用紙の説明

 トンボ
面付けや印刷する上で必要なものです。
フォトショップでの作成の場合は
タチキリがあれば必要はありません。


 タチキリ部分
または塗り足し部分と言います。
詳しくは下記をご覧下さい。

 仕上がり線
製本する時に、この線で断裁します。

 内枠線
特にのど側部分の文字は内枠線内に
納めないと読みにくくなります。

 ノンブル
ページの順番。
これがないと乱丁の原因となります。
必ず全ページの印刷に出るところに入れてください。


タチキリについて

データでもアナログでもよくあることですが、タチキリの部分も印刷に出ると思って
コマの枠線を仕上がり線に合わせて引いてしまったり、台詞が入っていたり
逆にちゃんと絵柄がタチキリ部分まで描かずに仕上がり線までしかなかったり
なんてことがあります。


ちゃんと仕上がり線の内側に余裕を持って文字(セリフ)が書いてあり、
絵柄がちゃんとタチキリ部分まで描かれています。

逆に悪い例はコチラ ↓

文字(セリフ)は仕上がり線よりも出てしまい、
絵柄は仕上がり線ギリギリ、もしくは足りていないのがわかるでしょうか。



一見あまり違わないように見えますが、印刷をして断裁をした場合
下の図のように差が出ます。
正しい例の場合 間違った例の場合
正しい例の方は、断裁しても紙の端まで綺麗に線が出ており
セリフもちゃんと読める状態です。
一方、間違った例の方はセリフが仕上がり線よりも外に出ていたために
文字が切れてしまっています。
絵柄は仕上がり線ギリギリまであってもタチキリ部分まで入っていないため
断裁する際にわずかなズレで白い部分が出たり、
絵柄の足りない部分は勿論白い部分が出てしまいます。

原稿用紙をよく理解して、「こんなはずじゃなかった…」を防ぎましょう!
ノンブルについて
ノンブルは必ず必要です。
ノンブルがついていない頁があると、乱丁の原因となってしまいます。
どうしてもノンブルを見せたくない場合は、隠しノンブルをつけてください。

隠しノンブルのつけ方

隠しノンブルは、原稿のノド(綴じ)側の印刷に出る部分に、ノンブルをつけてください。
この位置におけば、製本するとほとんど目立たなくなります。

※ 必ず仕上がり線より内側にノンブルを入れてください。


※フォトショップ作成の場合、タチキリがあればトンボは不要です。

背幅の計算方法

※ 総頁数とは、表紙・本文・遊び紙・口絵などすべて合わせた頁数です。
淡クリームキンマリ67.5kg 総頁数×0.048(mm)
上質70kg 総頁数×0.05(mm)
上質90kg 総頁数×0.06(mm)
美弾紙ライト 総頁数×0.06(mm)
メヌエットライトC 総頁数×0.06(mm)
美弾紙ホワイト 総頁数×0.075(mm)
美弾紙クリーム 総頁数×0.075(mm)
美弾紙コスモス 総頁数×0.075(mm)
美弾紙フィジー 総頁数×0.075(mm)


計算例)

本文80P(美弾紙ホワイト)、遊び紙前のみの場合
表紙(4P)+本文(80P)+遊び紙(2P)=総頁数86P

86×0.075=6.45    背幅…6.45mm

● 表紙を作成する時はもしもの為にタチキリ3mmではなく5mmで作成する事をお勧めします。


リッチブラックについて
モノクロデータは関係ない話ですが、カラーデータで黒に深みをもたせるために
スミ100%だけではなく、CMYK全ての色を使うことを「リッチブラック」と言います。
確かに、スミ100%よりもしっかりとした黒になりますが、CMYKのパーセントが高ければ
オンデマンドの場合は色の削れやPP加工が剥れやすくなる原因となります。

あかつきでは、「リッチブラック」の濃度は200〜250%までとさせていただいております。
推奨リッチブラック濃度
C … 40%
M … 30%
Y … 30%
K …100%

※ 黒に限らず、濃い色も250%は超えないようにしてください
データに関する注意点
 1ピクセルは印刷に出ません
   2階調化などの際にディザ拡散をする際はご注意ください。

 10%以下のアミ点やグレーは再現できません。
  80%以上のアミ点やグレーは潰れます


  細かいアミ点(線数50線以上)の上にグレーを被せるとモアレます
   アミ点がグレーでもモアレます。

 保存名は半角英数字8文字以内で
   表紙…表紙だとわかれば大丈夫です(例)hyo01、hyo04など
   本文…ノンブルと同じ数字「03.eps」などつけてください。
         ※ 3Pなのに「01.eps」とはつけないでください。
   ※ 数字の桁は揃えてください。
             例)本文ページが3〜120Pの場合…003.eps〜120.eps

 小説や漫画ででグレーの文字を使用されている方へ。
   文字をグレーにすると100線のアミ点として処理されますので読みにくくなります。
   当社では、文字がグレーになっているかまでは確認いたしません。
   必ず、ご自分でデータの最終確認をしてください。
入稿可能ソフト
作成ソフトの注意点などがありますので
必ずよく読んでから作成して下さい。



















始めに初期設定をしてください
 モニターのキャリブレーションをしましょう
 何も調整していないモニターはCMYKの数値と違う色を表示している可能性が大きいです。

 カラー設定を設定しましょう
 ドットゲインを18%に設定してください。
 「ファイル」−「カラー設定」−「CMYK設定」から
 「インクの総使用量の制限」を300%に設定してください。



















※ この設定をしたからといって濃度が300%に収まるわけではありませんので
  カラーの情報を確認しながら作成してください。

※ リッチブラックで作成してしまったものは、一度RGBにしてから再度CMYKに変換すると
  濃度が調整されますが色味が変化する場合があります。
サイズと解像度について
サイズ

フォトショップで作成の場合、原寸+タチキリがあればトンボは必要ありません。
表紙の場合は、本文のページ数が増える場合もありますので、5mmづつ取った方が安全!

表紙と裏表紙を一緒に作成する場合
A5判 縦210mm+10mm(タチキリ)
横148mm+148mm+10mm(タチキリ)+背幅
B5判 縦257mm+10mm(タチキリ)
横182mm+182mm+10mm(タチキリ)+背幅

本文・表紙と裏表紙を別々に作成する場合
A5判 縦210mm+10mm(タチキリ)
横148mm+10mm(タチキリ)+背幅
B5判 縦257mm+10mm(タチキリ)
横182mm+10mm(タチキリ)+背幅


 背幅の計算方法
 上質70kg … 総頁数(本文+表紙+遊び紙など)×0.05(mm)
 上質90kg・美弾紙ライト・美弾紙ノベルズ … 総頁数×0.06(mm)
 上質110kg・美弾紙ライト以外 … 総頁数×0.075(mm)

例)
 本文80P(美弾紙ホワイト)、遊び紙前後の場合
表紙(4P)+本文(80P)+遊び紙(4P)=総頁数88P
88×0.075=6.65    背幅…6.6mm






解像度

・ モノクロ2階調は600〜1200dpi推奨、グレースケールは300〜600dpi推奨。
・ カラーは300〜350dpi推奨。必ずCMYKで作成してください。

※ 上記以外の解像度も可能です。ご自分にあった解像度でご入稿ください。
  (グレースケールの1200dpiは恐ろしく重いだけですのでお勧めしません…)

※ ご自宅でCMYKに変換できない場合、あかつきで変換する事は可能ですが、
  補正は行いません。変換時の色の変化に対するクレームなどは受け付けません。
  RGBでしか出ない色を極力使わないように工夫すると、
  RGB→CMYK変換の際の色の変化は少なくなります。



※ 解像度は「pixels/inch」で! 「pixels/cm」にしないでください。
保存形式について
photoshopEPS形式が基本です

原稿が完成したら「画像の統合」をしましょう。
「レイヤーの統合」ではありません。


余計な「アルファチャンネル」を削除しましょう。


「photoshopEPS形式」で保存してください。
プレビューはカラー・グレースケールの場合8bit、二値化の場合は1bit
エンコーディングは「バイナリ」で!
※ チェックは全て外してください。



PSD形式でのご入稿

EPS形式は重いので、PSD形式で…というお声は多いです。
PSD形式でのご入稿も可能ですが、以下の事を必ずチェックしてください。

・画像の統合をする
  ※「レイヤーの統合」とは違います。画像の統合とは背景画像にすることです。
    メニューの「レイヤー」→「画像を統合」
・アルファチャンネルを削除する

EPS形式を推奨するのは、この2点が守られていないと変換できないためです。
PSD形式でご入稿する場合は必ず上記2点を行ってください。

一番確実なのは、一度EPS形式に変換してからPSDに再変換することです。
手間はかかりますが、した方が間違いがないです。
モアレの原因について
基本的に、アンチエイリアスのかかったアミ点はモアレます。

図1 モアレません

形や並びがが均等で
スミ100%でできている
図2 モアレます

アミの周りにアンチエイリアスが
かかっている

アンチエイリアスがかかる原因としては
・ 縮小、拡大、回転をしてしまった。
・ ハーフトーンスクリーンでトーン化してしまった。
・ 作業途中に解像度の変更をしてしまった。

他にもあるかもしれませんが、上記のようなことをすると確実にアンチエイリアスが発生します。
データを拡大して見てみるとわかりますので、確認してみてくださいね。


その他のモアレの原因
 図3 グレー塗りの上にトーンが貼られている
図4 トーンがグレーで出来ている
図5 形が不揃い
図6 線数の違うトーンの重ね貼り

オンデマンド印刷は製版方法が選べませんので、図2〜6のようなトーンを使用すると
確実にモアレが発生しますので、ご注意下さい。













バージョン9以降は以下の設定をしてください。
 最初にラスタライズの解像度を設定してください。
バージョンによって多少言葉が違います
9 効果→ドキュメントのラスタライズ
10 効果→書類のラスター効果設定
CS 効果→書類のラスタライズ
CS3以降 効果→ドキュメントのラスタライズ


カラーの場合…300〜350dpi
モノクロの場合…600dpi
※ 設定をしないと72dpiになってしまいます。



バージョン10の場合


「その他」にチェックして、解像度を入力してください。


※ 設定が初期化される場合がありますので、
  作成後、必ず全ページ大丈夫か確認してください。


 透明の設定をする

バージョン10の場合


バージョンによって多少違います
9 ファイル→書類設定→透明→「プリント・データ書き出し」の
「画質/速度」のバーを右端に。
10 ファイル→書類設定→透明→「ラスタライズ/ベクトル設定」の
バーを右端にして「100」にする。
CS ファイル→書類設定→
「書き出しとクリップボードにおける分割・統合」を高解像度にする。
CS2以降 ファイル→ドキュメント設定→
「書き出しとクリップボードにおける分割・統合」を高解像度にする。












※ 設定が初期化される場合がありますので、
  作成後、必ず全ページ大丈夫か確認してください。
トンボについて
イラストレーター作成の場合、トンボは必ず必要です。
「トンボ機能」ではなく、「トリムマーク」で作成してください。

※ CSから「トンボ機能」ではなく「トリムエリア」と名前が変わってますが
  必ず「フィルタ」→「クリエイト」→「トリムマーク」で作成してください。


画像のリンク
イラストレーターに画像を配置する時は「photoshopEPS画像」をリンクしてください。

 注意点
・ 画像は”リンク”です。埋め込まないで下さい。
・ PSD画像はリンクしないでください。
・ イラストレーターファイルとEPS画像は別々のフォルダに分けずに
  同じフォルダに入れてください。
・ イラストレーターファイルとリンク画像には同じ保存名を使用しないで下さい。
 
  例)× イラストレーターファイル-03.ai リンク画像-03.eps      
      イラストレーターファイル-03.ai リンク画像-03llink.eps

バージョン9以降の場合

透明化機能などを使用すると、保存時に「分割を要するアートワークが含まれてます」という
メッセージが出ます。
「分割を要するアートワークが含まれてます」というメッセージが出た場合
EPS画像をリンクではなく、PSD画像を埋め込んでください。
埋め込んだPSD画像も一緒にご入稿ください。
アウトライン化をしましょう
文字・スウォッチパターン・ブラシを使用した場合、アウトライン化してください。

アウトライン化されていないと、フォントが置き換わってしまったり、模様の位置が
変わってしまったりしますので、必ず行ってください。

 ブラシやパターンを使用した場合のアウトライン化の方法

オブジェクト→「分割・拡張」のアクティブなボックス全てにチェックを入れる
保存の前に…
保存して入稿する前に、下記の事項は必ず確認してください!

・ バージョンは変えないで下さい。
・ 全てのロックを外してください。
・ 余計なパスは削除してください。
・ アウトライン化のし忘れはないか確認
・ photoshopEPS画像とイラストレーターファイルは別々に分けないで下さい。
・ ページ毎でフォルダ分けしないでください。
・ イラストレーターファイルとリンク画像には同じ保存名を使用しないで下さい。
 
  例)× イラストレーターファイル-03.ai リンク画像-03.eps      
      イラストレーターファイル-03.ai リンク画像-03llink.eps

保存はイラストレーター形式(AI)でも、イラストレーターEPS形式でも大丈夫です。


イラストレーターEPSで保存時の注意

画像を配置している場合は、「画像を含む」にチェックにしてください。
保存時にエラーメッセージが出ている時は何か間違っている場合が多いですので
よく確認してください。

保存が完了したら、もう一度開いて見て確認しよう!

画像のリンクが切れていないかしっかりチェックしましょう。














● PDF形式に変換してご入稿ください ●
word形式(「.doc」又は「.docx」のファイルのままのご入稿は、お受けできませんので、PFD形式(「.pdf」)のデータに変換したファイルをご入稿ください。
注 意 必ずお読み下さい。

pdfファイルのフォントは全て「埋め込みサブセット」になっていることを確認してください。

元のWordデータは、ページ設定・デザインとも必ず【立ち落し込みの原寸サイズ】で作成してください。(立ち落しのないデザインは規格サイズのままでOKです。)
   例)A5判+断ち落とし(5ミリ)=158×220

原寸で作成が基本ですが、縮小をご希望の場合は縮小率をご指定下さい。(画像のない文字だけのファイルではモアレの心配はありません)
   例)B5判からA5判は82%  A4判からA5判は70%

ファイル名に頁数を入れてください。
   例) 003-098.pdf

頁の途中に挿絵などの画像を挟む場合はファイルを分割しても問題ありません。
   例) 003-056.pdf、057.tif、058-098.pdf
作成したpdfファイルが正しく変換されているかをご確認いただき、ご入稿ください。
word2007以前のバージョンはこちらをご参照ください。リンク


word2013
word2010


pdf保存(word2013)
1. 「ファイル」タブをクリック
2. エクスポート

「エクスポート」→「PDF/XPSドキュメントの作成」→「PDF/XPSの作成」

3. PDFを発行

●ファイル名を入力し「発行」ボタンをクリックする。


●ファイルの種類…「PDF」
●最適化は…「標準(オンライン発行および印刷)」
●「発行後にファイルを開く」にチェック

 ※自動でPDFファイルが開かない場合は出来上がったファイルをクリックして開き、正しく変換されているか確認してください。

4. pdfファイルの確認

 ●サイズの確認



 ●フォントの確認







pdf保存(word2010)
1. ファイル→名前を付けて保存を選択


 ●ファイルの種類…PDF
 ●発行後にファイルを開く…チェックを入れる
 ●「標準(オフライン発行及び印刷)」…チェックを入れる

2. ツールをクリック

 ●図の圧縮を選択する
 ●「ドキュメントの解像度を適用」…チェックを入れる

3. ファイル名を入力し「保存」する。


 ※自動でPDFファイルが開かない場合は出来上がったファイルをクリックして開き、正しく変換されているか確認してください。
4. pdfファイルの確認

 ●サイズの確認



 ●フォントの確認



word2007以前のバージョンをご使用の場合は
● 「SCREEN MultiStudio」で変換してご入稿ください ●
SCREEN MultiStudioとは
プリンターファイルを出力するだけで画像データとなり書体・バージョンを気にせず
作成されたイメージ通りの出力が可能なソフトです。
ダウンロードしてインストールしよう!
1.


ダウンロード先はコチラ

SCREEN MultiStudioドライバーをダウンロードしてください。
(各OS対応のバージョンをダウンロードしてください。)


※ Windows7をご使用の場合はバージョン6.02から使用できるようになりました。

※ Windows 7の対応は32bitまでです。
  64bitには未対応ですので文字を埋め込んでPDFで書き出ししてください。
  (画像を埋め込んで作成した場合、必ず画像も一緒に入稿して下さい。)
  書き出し後、必ずPDFのプロパティにてフォントが全て埋め込みになっているか
  確認してください。
2.


ダウンロード出来たら、起動し手順に従ってインストールしてください。
※ PCの再起動を選んでください。
3. 次に「スタート」→「プログラム」→「SCREEN MultiStudio×××」→
「MultiStudioドライバー」→「インストール」でドライバーをインストールする。



ダウンロードしたバージョンを設定する。



グラフィックの解像度は、お使いのプリンタの解像度に合わせてください。
※ プリンタの解像度に合わせないと出力して確認した時に
  実際の印刷と変わってしまう場合があります。

MultiStudio Compressの「起動」をクリックして「未起動」を設定する。



「スタート」→「設定」→「プリンタ」で確認しましょう。
SCREEN MultiStudioが追加されていればインストールは完了です。
タチキリのないサイズで作成の方はコチラ
1.


作成したそれぞれのアプリケーション(word 他)から
「印刷」を選びプリンタを「SCREEN MultiStudio×××」に設定してください。
プロパティも確認。


※ オプションの「印刷順序を逆にする」にチェックを入れないでください。
  数字の若い順に並んでいるか確認してください。



出力のサイズをしっかり確認し印刷してください。(実際に印刷はされません)



ファイル名を入力しプリンタファイルを保存すると下記のファイルができます。


入稿用ファイルのできあがり!
2.


必ず作成したファイルを開いて確認してください。

・サイズはちゃんとあってますか?
・全ページ揃ってますか?
・Wordなどで作成した時と同じように出来てますか?
・プリントアウトしてみて確認してみましたか?



完成!
カスタムサイズで作成の方はコチラ
断ち切りがある場合はWordなどで作成する前に設定しなくてはならないことがあります。
下記の手順に従って出力し保存してください。
1. 作成するサイズの用紙設定をします。
「スタート」→「プログラム」→「SCREEN MultiStudio×××」→「用紙設定」



この画面がでるので「OK」



カスタムの用紙を作成します。
1. 「カスタム用紙登録」に任意の名前を入れてください。
  (サイズや入稿用など入れておくとわかりやすいですよ)
2. 「用紙サイズ」にサイズを入れてください。
  (A5本 断ち切り3mmなら154×216、5mmなら158×220)
3. 「カスタム用紙設定」をクリック



上の「用紙名」に登録した名前が出ましたか?
出たら「用紙登録」ボタンをクリックして「登録」のところが○になってるか確認してください。



これでカスタムの用紙設定は完了ですが、たまに設定が反映されないことがあります。
もう一度「用紙設定」を開いて用紙名に名前があるか、
登録されているか確認してください。
2. ※ Wordの場合で説明してあります
アプリケーションを立ち上げ、ページの設定を行いますが
用紙サイズの設定をSCREEN MultiStudioに登録した名前を選んでください。
「サイズ指定」で設定すると、出力サイズがおかしくなる場合があります。
3.


小説が完成しましたら「印刷」を選びプリンタを
「SCREEN MultiStudio×××」に設定してください。
プロパティも確認。



出力のサイズはカスタムで作成したものになっているか確認し印刷してください。
(実際に印刷はされません)



ファイル名を入力しプリンタファイルを保存すると下記のファイルができます。


入稿用ファイルのできあがり!
4.


必ず作成したファイルを開いて確認してください。
※ 特にカスタムサイズの場合、最初の手順が正しくされていないと
  出力されるサイズがおかしくなったりするので注意!

・サイズはちゃんとあってますか?
・全ページ揃ってますか?
・Wordなどで作成した時と同じように出来てますか?
・プリントアウトしてみて確認してみましたか?



完成!


どうしてもインストールできない場合
SCREEN MultiStudioドライバーで書き出していないデータの文字化け等の責任は負いかねます。
どうしてもドライバーがインストール出来ない場合は、PDF化のうえ下記の点を注意してご入稿ください。
フォントは全て埋め込んで下さい。
画像を埋め込んで作成した場合、必ず画像も一緒に入稿して下さい。
使用ソフトとバージョンはご入稿の際、必ずお書き添え下さい。
カラーモードで作成すると、濃度が変わる場合がありますので
  グレースケールで作成してください。
PDF書き出し後、必ずプロパティでフォントが全て埋め込みになっているか確認してください。


※ワード形式、一太郎形式のファイルのままでは受付ておりません。

















原稿のサイズについて
仕上がりサイズと裁ち落とし幅の
  設定が以下のサイズでしたら
  テンプレート、寸法指定の
  どちらを使用していただいても
  問題ありません。
  原寸で作成をお願い致します。


A5本の場合は
仕上がりサイズ:14.8cm×21.0cm
裁ち落とし幅:0.3cm又は0.5cm

B5本の場合は
仕上がりサイズ:18.2cm×25.7cm
裁ち落とし幅:0.3cm又は0.5cm

解像度は600dpiを推奨します。
(モノクロ二階調の場合は600〜1200dpi)
  
ノンブルの設定について


「作品」→「作品情報の変更」を選択



「ノンブル設定」にチェックを入れてください。
指定はありませんが、読みにくいフォントや小さすぎるサイズはおやめ下さい。
表示位置は隠しノンブルは選ばないで下さい
隠しノンブルを選択されますと自動的に仕上がり線の外側にノンブルが作成されてしまう為、
当社ではノンブルとして認識いたしません。
隠しノンブルにされたい場合は「隠しノンブル」を選ばず、手動で位置の調整をお願い致します。
データの書き出しについて
cstファイルやcpgファイルのままでは受付できません。
 必ずデータの書き出しをお願い致します。
バージョン3をご使用の場合
 「ファイル」→「書き出し」→「同人印刷入稿用データ」にて書き出しして下さい。
   保存形式は mpt (ComicStudio印刷所入稿形式)にしてください。

 出力見本を必ずお付け下さい。。
   (FTPの場合入稿日までに届くようご発送ください)

 mpt 形式はその場での確認が取れません。
   確認のために、必ず 作品ファイルも一緒につけてください


注 意

「作品ファイル」と「mpt ファイル」のサイズが違う場合があります。
これは、mpt ファイルに変換する際にデータ書き出しサイズを変えてしまい、起こるケースです。
書き出しは注意を払って行わないと、せっかくA5原寸で作成していたのに
mptファイルではB5になってしまっていたという事もありますのでご注意ください。
バージョン4以降をご使用の場合


「ファイル」→「書き出し」→「同人印刷入稿用データ」又は「画像ファイル(寸法指定)」にて
  書き出しして下さい。

< 同人印刷入稿用データの場合 >


 トーンを使用されている場合は色深度は「全ページモノクロ」を選択下さい。

  ※ 色深度について 

 裁ち落とし幅は0.3cm又は0.5cmを選択下さい。

 「ノンブルを出力する」には必ずチェックを入れてください。

 ベースファイル名は自動的に4ケタのノンブル数字が付与されてしまう為、
   英字4文字以内でお願い致します。   


< 画像ファイル(寸法指定)の場合 >


 出力サイズは「等倍で出力」を選択してください。

 元データのサイズが以下の通りになっているか、確認下さい。

※裁ち落とし幅0.5cmで作成された場合

  A5本の場合は
  幅:15.80cm
  高さ:22.0cm
  解像度:600.0dpi

  B5本の場合は
  幅:19.20cm
  高さ:26.70cm
  解像度:600.0dpi

 出力範囲はトンボがある原稿用紙で作成された場合は「トンボの裁ち落としまで」を選択。

 トーンを使用されている場合は色深度は「モノクロ二階調」を選択下さい。

  ※ 色深度について 

 ページ情報の「ノンブル」にチェックを入れてください。

 ファイル名は自動的に4ケタのノンブル数字が付与されてしまう為、
   英字4文字以内でお願い致します。  
   ファイルの種類は「TIFF」又は「Photoshop」を選択。

 「Photoshop」を選択した場合は「レイヤーを統合して出力する」にチェックを入れてください。
※レイヤーを維持して出力した場合は必ずフォトショップ等の画像編集ソフトで
   画像統合をしてください。
   

 見開きで作成された場合は分けて出力してください。
色深度について
トーンを使用する場合は、
  書き出しの際「色深度」は「モノクロ2階調」(本文モノクロ)を選択下さい。
  「モノクロ2階調」以外をご使用された場合、網トーンにアンチエイリアスが
  かかってしまい、モアレの原因となります。
  ただしこの方法の場合グレー塗りと、トーンを併用する事が出来ません。
  併用されたい場合は、一度「モノクロ2階調」で書き出し後、フォトショップ等でグレー処理を
  される事をお勧めいたします。

※ アンチエイリアス…グレーなどの中間色を使用してジャギを目立たなくする処理の事です。
  画面上などでは綺麗に見えますが、印刷の場合はトーンのモアレの一番の原因です。  
  
アンチエイリアスのかかっていない状態
モアレは発生しません。
アンチエイリアスのかかっている状態
モアレが発生する場合があります。
確認
 書き出したデータを確認してください。
   上記のトーンのアンチエイリアスの確認についてもですが、文字抜けや書き出し設定ミス、
   バグ等が起こっている場合がございます。
   最終確認を必ずお願い致します。
Mac版をご使用の場合
 TIFF形式の画像書き出しを行う際に、色深度をモノクロ2階調]指定で行うと、
   プレビュー表示では正常ですがモノクロ反転した画像が書き出されます。
   これはコミックスタジオのバグです。
   アップデートで修正済みのバグですので、アップデートをお願いいたします。

詳しくは販売元公式ページをご覧下さい。















原稿用紙について
市販されている同人誌用原稿用紙をご利用ください。B5判と投稿用サイズがあります。
全ての頁の原稿用紙のメーカーは異なっても大丈夫ですが、サイズは必ず揃えてください


アンソロジー本や再録本などで、原稿サイズの統一が難しい場合は
必ず、奇数から始まる連続した4P単位(B5本の場合)か、8P単位(A5本の場合)
混在するようにしてください。
(どうしても無理な場合は、奇数から始まる連続した2P単位でも受け付けますが
なるべく上記単位での混在になるようにお願いいたします。)
なにで描いても大丈夫ですか?
画材によって、印刷に出ないものがあります。
基本的に黒く出るものをお使いください。

※ 水性ペンやボールペンなど一見黒く見えるものでも印刷に出ない場合があるので注意。
※ ミリペンなど出るものもありますが、あまり細いと消えてしまうこともあります。

印刷に向いた画材 墨汁・製図用インク・油性マジック・耐水性ペン
ロットリング(0.2mm以上)・筆ペン(耐水性)

※ かすれるものや、薄くなったものは×
印刷に不向きな画材 えんぴつ・油性ボールペン・薄墨
グレーのコピック・証券用インク

※ 消しゴムをかけて薄くなるものは適しません











 トーン使用上の注意

※ トーンを貼ったら、剥れないようにしっかりこすってください。
※ 最近は質の悪いトーンも販売しており、よく見るとアミや線がグレーに
  なっていたりするものがあります。グレーのトーンは印刷に出ません。
※ トーンも古くなれば劣化します。
  劣化したトーンは細かいアミ点など綺麗に印刷に出ない場合もあります。
※ トーンの上にテープを貼ると綺麗には出ません。
※ 通常印刷では飛ぶ水色のペンもトーンの下にあると印刷に出る場合があります。
※ 細かいアミ点の下に修正液があると修正後が見える場合があります。

プリンターで出力した原稿は入稿出来ますか?
データで作成したものは、データのままご入稿いただくのが一番綺麗に印刷されます。
どうしてもプリントアウトしたものを入稿しなくてはならない場合は
市販の漫画原稿用紙にしっかりと貼り付けてご入稿ください。

漫画本などタチキリを必要としたものを出力してご入稿の場合
必ず正確なトンボ(中心トンボと角トンボ)をつけて出力してください。


 インクジェットで出力の際の注意事項

黒以外の色は出ません。
グレーで塗ってあったり、色がついているものは綺麗に出ません。
なるべく2値化したものを出力してください。
表紙作成について
カラー表紙

※ 本文用の原稿用紙を使用されますと、内枠等に使用されている青いラインも
  印刷に出てしまいます。
   一枚続きの表紙の場合は表紙用原稿用紙をお勧めします。
※ 蛍光色や金・銀などのメタル系の色は綺麗に印刷されません。
  コピックやカラーインク等は蛍光色が含まれている色もありますのでご注意ください。
※ 貼りこみをした場合は影も印刷に出る事があります。

モノクロ表紙

※ 表紙と裏表紙を分けて作成ならば本文用原稿用紙で大丈夫です。
  一枚続きの表紙の場合は表紙用原稿用紙をお勧めします。







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