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2020年12月以前に入稿のお預かりしている本・表紙・口絵および、他社表紙について

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アナログ原稿の作り方

アナログで原稿を作成される場合は、市販されている同人誌用原稿用紙をご利用ください。
B5判と投稿用サイズがあります。

原稿用紙のメーカーは全ページで異なっていても大丈夫ですが、サイズは必ず全ページで揃えてください。

原稿用紙の使い方

基本的な原稿の知識はデジタル原稿と共通になります。

初めての方は原稿作成・入稿ガイドのページを必ずご確認ください。

印刷に出る画材

画材によって、印刷に出ないものがあります。基本的に黒く出るものをお使いください。

水性ペンやボールペンなど一見黒く見えるものでも、印刷に出ない場合があるので注意が必要です。
ミリペンなど印刷に出るものもありますが、あまり細いと消えてしまうこともあります。

印刷に向いた画材
  • 墨汁
  • 製図用インク
  • 油性マジック
  • 耐水性ペン
  • ロットリング(0.2mm以上)
  • 筆ペン(耐水性)
    ※擦れたり薄くなるものは不可
印刷に不向きな画材
  • えんぴつ
  • 油性ボールペン
  • 薄墨
  • グレーのコピック
  • 証券用インク
    ※消しゴムをかけたときに薄くなるインクは不可

トーン使用上の注意

トーンを貼ったら、剥がれないようにしっかりとこすってください。

トーンの上にテープを貼ると綺麗に印刷に出ません。

通常印刷では飛ぶ水色のペンも、トーンの下にあると印刷に出る場合があります。
トーンを貼る際にしっかりと消しゴムかけをお願いします。

細かいアミ点の下に修正液があると、修正跡が見える場合があります。

トーンも古くなれば劣化します。
劣化したトーンは細かいアミ点など綺麗に印刷に出ない場合もあります。

最近は質の悪いトーンも販売しており、よく見るとアミや線がグレーになっていたりするものがあります。

グレーのトーンは印刷に出ません。

表紙作成について

表紙をアナログで作成する場合、市販の表紙用原稿用紙をご使用いただくか、原稿用紙を使用しない場合は正確なトンボをつけたものをご入稿ください。

表紙はアナログ原稿、裏表紙はデータ原稿という混在での入稿も可能です。

サイズについて

タチキリ部分が上下左右5mmずつと背幅が必要になります。

特に指定がない場合、背幅は裏表紙から取ります。

背幅の計算方法は印刷資料ページの背幅の計算方法の項目をご確認ください。

表紙と裏表紙を一緒に作成する場合の原稿サイズ

A5判 【縦】210mm+タチキリ10mm
【横】148mm+148mm+タチキリ10mm+背幅
B5判 【縦】257mm+タチキリ10mm
【横】182mm+182mm+タチキリ10mm+背幅

表紙と裏表紙を別々に作成する場合の原稿サイズ

A5判 【縦】210mm+タチキリ10mm
【横】148mm+タチキリ10mm+背幅
B5判 【縦】257mm+タチキリ10mm
【横】182mm+タチキリ10mm+背幅

カラー表紙

本文用の原稿用紙を使用されますと、内枠等に使用されている青いラインも印刷に出てしまいます。
一枚続きの表紙の場合は表紙用原稿用紙をおすすめします。

蛍光色や金・銀などのメタル系の色は綺麗に印刷されません。
コピックやカラーインク等は蛍光色が含まれている色もありますのでご注意ください。

貼りこみをした場合は影も印刷に出ることがあります。

モノクロ表紙

表紙と裏表紙を分けて作成する場合は本文用原稿用紙で大丈夫です。
一枚続きの表紙の場合は表紙用原稿用紙をおすすめします。

原稿用紙の端まで描かれてしまうと、トンボが見えなくなってしまいます。

多色表紙の場合、トンボに合わせて印刷しますのでズレないように作成してください。

アナログ原稿作成の注意とお願い

トンボを消さないようにお願いします。

アナログ原稿はスキャンをし、トンボの位置で角度修正を行います。でのすで、角トンボと中心トンボはとても重要になります。

原稿用紙の端まで描かれてしまうと、トンボが見えなくなってしまいます。

特に、ベタで塗りつぶしたり、トーンを貼られてしまうとトンボが読み込めません。

図のピンクの部分にはみ出さないようにご注意ください。

トンボを定規と黒い細ペンをつかってなぞっていただけるとたすかります!

市販の漫画原稿用紙のトンボを黒い細ペンでなぞっていただくのは必須事項ではありませんが、大変ありがたいです。

フリーハンドでトンボを描くのは絶対にやめてください。(当社で一度消してから描き直すことになります)

セリフの糊付けはしっかりと!

台詞の糊付けが弱くて剥がれてしまうケースが多いです。

当社ではどこの台詞の文字が剥がれたのか分からなくて対処できませんので、糊付けはしっかりとお願いいたします。

プリンターで出力した原稿

基本的にデータで作成したものはデータのままご入稿いただくのが一番綺麗に印刷されます。

どうしてもプリントアウトしたものを入稿しなくてはならない場合は、市販の漫画原稿用紙にしっかりと貼り付けてご入稿ください。

原寸か、縮小が必要か、縮小の場合は縮小率もご指定ください。

 漫画本などタチキリを必要としたものを出力してご入稿の場合、必ず性格なトンボ(中心トンボと角トンボ)をつけて出力してください。
(市販の漫画原稿用紙にはトンボがついています)

インクジェットで出力の際の注意事項

黒以外の色は印刷に出ません。

グレーで塗ってあったり、色がついているものは綺麗に出ません。
なるべく2値化したものを出力してください。

データとアナログの混在

製版方法の変更により1ページから混在可能になりました。

どの部分がアナログか、データか、注文書備考欄にご記載いただくか、台割をお付けください。

ただし、セットによってはアナログ原稿での入稿ができないものもございます。
詳しくは各商品ページをご確認ください。

変形本について

アナログ原稿で変型本もできます。
断裁料はかかりません。

  • 出来上がりサイズを注文書にご記入ください。
  • 断裁したい位置にトンボを入れてください。

詳しくは変形断裁オプションページをご確認ください。