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2020年12月以前に入稿のお預かりしている本・表紙・口絵および、他社表紙について

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chevron_right 原稿作成・入稿ガイド

chevron_right データ原稿の作り方

chevron_right Photoshopでの原稿作成

Photoshopでの原稿作成について

このページのキャプチャ画像は
Adobe Photoshop CC 2021のものです。

まずモニターのキャリブレーションをしましょう。

カラー設定

「編集」→「カラー設定」→「作業用スペース」から「カスタムCMYK」を選択し、「インキの総使用量の制限」を300%に設定してください。

また、ドットゲインを18%に設定してください。

こちらの設定を行ってもリッチブラックの濃度が抑えられるわけではありません。
必ず最終的な確認をお願いいたします。

表紙サイズについて

Photoshopで作成の場合、原寸+タチキリがあればトンボは必要ありません。

表紙の場合は、本文ページ数が増える場合もありますので、5mmずつ取った方が安全です。

表紙と裏表紙を一緒に作成する場合の原稿サイズ

A5判 【縦】210mm+タチキリ10mm
【横】148mm+148mm+タチキリ10mm+背幅
B5判 【縦】257mm+タチキリ10mm
【横】182mm+182mm+タチキリ10mm+背幅

表紙と裏表紙を別々に作成する場合の原稿サイズ

A5判 【縦】210mm+タチキリ10mm
【横】148mm+タチキリ10mm+背幅
B5判 【縦】257mm+タチキリ10mm
【横】182mm+タチキリ10mm+背幅

本文サイズについて

Photoshopで作成の場合、原寸+タチキリがあればトンボは必要ありません。
タチキリは3mm~5mmずつ取ってください。

A5本 縦:210mm+6mm(タチキリ3mmの場合)
横:148mm+6mm(タチキリ3mmの場合)
B5本 縦:257mm+6mm(タチキリ3mmの場合)
横:182mm+6mm(タチキリ3mmの場合)

解像度について

単色・多色刷りのモノクロ2階調は600~1200dpi推奨 、グレースケールは300~600dpi推奨、カラーは300~350dpi推奨(必ずCMYKで作成してください)です。

解像度は「pixel/inch」にしてください。
「pixel/cm」にしないでください。

解像度についてはデータ原稿作成についてのページの原稿のサイズと裁ち落とし幅と解像度の項目をご確認ください。

保存の前に

原稿が完成したら、「レイヤーの統合」ではなく「画像の統合」をしてください。

余計な「アルファチャンネル」を削除してください。

保存形式について

PhotoshopEPS形式が基本です。

「ファイル」→「コピーを保存」→「ファイルの種類」から「Photoshop EPS」を選択→「保存」で保存をしてください。

プレビューはカラー・グレースケールの場合は8bit、二値化の場合は1bit
エンコーディングは「バイナリ」にしてください。
チェックは全て外してください。

PSD形式でのご入稿

EPS形式はデータが大きくなるため、PSD形式で入稿したい…というお声は多いです。

PDS形式でのご入稿も可能ですが、以下のことを必ずチェックしてください。

  • 画像の統合をする
  • アルファチャンネルを削除する

EPS形式を推奨するのは、この2点が守られていないと変換できないためです。
PSD形式でご入稿する場合は必ず上記2点を行ってください。

一番確実なのは、一度EPS形式に変換してからPSDに再変換することです。 手間はかかりますが、した方が間違いないです。

多色刷りの場合は上記に当てはまりません。
レイヤーでの版分け、チャンネルでの版分けも大丈夫です。

多色刷原稿の作成については多色刷原稿の作成についてのページをご確認ください。