トーンについて
10%以下のアミ点は再現できません。
80%以上のアミは潰れます
1ピクセルは印刷に出ません。
2階調化などの際にディザ拡散をする際はご注意ください。
アンチエイリアスとモアレ
グレーなどの中間色を使用してジャギを目立たなくする処理のことをアンチエイリアスといいます。
画面上などでは綺麗に見えますが、印刷の場合はトーンのモアレの一番の原因になるのがアンチエイリアスです。
デジタル原稿で網トーンにアンチエイリアスをかけないようにするためには書き出しの際に「色深度」を「モノクロ2階調」(本文モノクロ)を選択する必要があります。
詳しくは色深度のページをご確認ください。
かかっていない状態 |
![]() モアレは発生しません。 |
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かかっている状態 |
![]() モアレが発生する場合があります。 |
アンチエイリアスがかかる原因としては他にもあるかもしれませんが、下記のようなことをすると確実にアンチエイリアスが発生します。
データを拡大して見てみるとわかりますので確認してみてください。
- 縮小、拡大、回転をしてしまった。
- ハーフトーンスクリーンでトーン化してしまった。
- 作業途中に解像度の変更をしてしまった。
その他のモアレの原因
グレーの上のトーン |
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トーンがグレー |
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形が不揃い |
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線数の違うトーンの重ね貼り |
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アンチエイリアスがかかっている場合や、グレーの上にトーンを貼った場合、トーンがグレーの場合についてはFM製版を選択することによりモアレの軽減が可能です。